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[試合後談話]2018.7.27

元王者の芹江匡晋のラストファイトは衝撃の結末!

 元日本スーパーバンタム級王者の芹江匡晋(35=伴流)が、27日に後楽園ホールで開催された「ガッツファイティング&DANGAN214」に登場。スーパーバンタム級6回戦でB級デビューし2戦2勝(1KO)の杉田ダイスケ(29=ワタナベ)と対戦した。これが引退試合となる芹江が有終の美を飾ったのか?それとも警察官ボクサーとして売り出し中の杉田が引導を渡したのか――。
杉田が初回KO勝ち
 初回、ジャブの差し合いから芹江が左フックを振り抜き早くも先制のダウンをゲット。ペースを握られた杉田だが、テンプルに打ち下ろしの右が決めてダウンを奪い返した。なんとか立ち上がった芹江だが、ダメージが深く10カウントが数え上げられ、引退試合は無念のKO負けとなった。
初めて見に来た人に申し訳ない
 最後の試合を勝利で飾ることができなかった芹江は「ダウンはまったく覚えていない。いや〜、ショックですね」とキャリア36戦目で初のKO負けに苦笑いを浮かべたが、「最後の試合がドローだったり、負傷判定でなくて良かった。欲のない自分のボクシングはできたと思う」と晴れやかな表情ものぞかせた。
伝説の警察官になりたい!
  一方、元王者に鮮やかなKO勝ちを収めた杉田は「最後の右クロスは練習していたパンチで狙っていた。今までで一番練習したので仕上がりは良かった。先にダウンを奪われたが焦らなかった。盛り上がる内容で勝つことができてうれしい」と喜びを爆発させた。3連勝を飾った杉田は「これからは地域タイトルを目指していきたい。もしくは新座さん(新座宏=フラッシュ赤羽ジム所属で新座市役所職員)との公務員対決も面白い」と抱負を口にした。
芹江選手、おつかれさまでした
 試合後には引退セレモニーが執り行われ10カウントゴングが打ち鳴らされた。

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