試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
元日本ウェルター級暫定王者の坂本大輔(36=角海老宝石)が明日9日(月)、後楽園ホールの試合を最後に11年の現役生活に別れを告げる。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、スーパーウェルター級8回戦で日本ウェルター級15位の越川孝紀(26=セレス)を迎える坂本はリミットの69.8kgで一発パスした。
坂本はただ闘志を高めるだけ
最後の計量を終えた坂本は静かに闘志を燃やし、ツーショット撮影でも名門・習志野高校の後輩・越川と目を合わせず。「完璧な準備ができた。もしかしたらタイトルマッチの時よりも強い、いや今まで一番強くなった。明日は越川をぶっ倒してやります」と意気込み、ボクシングファンに向け「一生懸命やるので、有終の美を見に来てほしい」と願った。
日本2位のランクをもらうと越川
一方、坂本自身からラストファイトの指名を受けた越川もリミットの69.8Kgでクリアすると、「最後の相手に選んでもらい光栄だが、リングに上がったら強いかどうかだけ。僕の方が強いので倒して勝ちます!」と全力勝負を約束した。
坂本は有終の美を飾れるか!?
ボクシングエリートコースを歩みながら、お笑い芸人を目指した異色のファイター坂本。挫折と復活を繰り返したボクサー人生にいよいよピリオドが打たれる。