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[練習再開会見]2018.6.1

京口紘人 Lフライへの転級を希望

 先月20日に2度目の防衛をはたしたばかりのIBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者の京口紘人(24=ワタナベ)が1日、早くも練習を再開した。
 京口は13戦全勝(11KO)の挑戦者ビンス・パラス(比)に最大7ポイント差の判定勝ちを収めたが、同じリングのメインでは先輩の田口良一(31)が挑戦者ヘッキー・ブドラー(30=南ア)に敗れ、WBA(世界ボクシング協会)・IBF世界ライトフライ級王座から陥落。今回は京口ひとりの練習再開となった。
次戦はどうなる?
 会見の席で渡辺均会長は、「フィリピンのホープを相手に良い試合をした」と改めて京口を労うと、次戦は9月に予定していると明かした。このままミニマム級に留まって統一戦を行うか、ライトフライ級に上げて2階級制覇を狙うか選択肢を広げる意向だが、京口は「ミニマム級では前回の試合で足がつりそうになったし、パフォーマンスを発揮するのが難しい。以前のような躍動感が出せていない」とし、「次で統一戦ができないのなら、ライトフライ級に参戦したい。上げても自信がある」と転級を希望した。
京口は統一戦か2階級制覇戦を希望
 この言葉に井上孝志トレーナーは、「上げるのなら今まで以上の練習、これまでやっていなかったフィジカルトレーニングが大切になる」と話した。
 ミニマム級に留まる場合はタイで統一戦、階級を上げるのなら田口を破ったブドラーへの挑戦が濃厚。京口も「タイはリスクもあるがリターンも大きい。ブドラーに挑戦できるのなら、田口さんのベルトを取り返す」と意欲を示した。

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