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元日本ライトフライ級王者で現在は日本同級1位の堀川謙一(三迫)が26日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪で開催された井岡弘樹ジム主催の「CHAMP FIGHT 3」のメインイベントで、タイ人ボクサーを相手に50.0kg契約8回戦に臨んだ。王座返り咲きを目指すベテラン堀川は、タイトル前哨戦をどのように戦ったのか。
左ボディが光った堀川
試合は、堀川の多彩なボディ打ちが随所に決まり、ベテランの技を見せつけた。相手の出方を伺う静かな立ち上がりを見せた両者だったが、先に距離を掌握した堀川が左ボディを起点に組み立てた。モンコルは堀川の打ち終わりに左フックを振るったが、かわされ、自身のボクシングができない。7ラウンド、ラッシュを仕掛けた堀川がレフェリーストップを呼び込んだ。
もっと試合がしたいと堀川
試合後、堀川は「 無傷で終わりたかったですが、ボクシングは甘くないですね。いろいろと試したかったこともありましたが、相手が想像以上に強く、出せなかったことが多かった」と反省の言葉が口を突いたが、最後に「また試合がしたい」と先を見据えた。
三迫貴志会長
三迫貴志会長は「相手も強かったけど、冷静にボディで組み立てるところはやっぱりベテランだね。今後のことはうちとしてはチャンスを待つだけですね。いつでも準備はできていますよ」と笑顔を見せた。