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WBA(世界ボクシング協会)ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)が7日、都内の所属ジムで練習をスタート。秋に予定されている2度目の防衛戦に向けて報道陣に練習を公開した。村田は、先月15日に横浜アリーナでエマヌエール・ブランダムラ(38=伊)と対戦し、8ラウンドTKO勝ちで日本人として初となるミドル級での防衛に成功した。
多くの報道陣が詰めかけた
試合から3週間が経過し、この日から本格的な練習を始めた村田だが、実際に休んだのは1週間程度でランニングやフィジカルトレーニングは欠かさなかった。あたらめてブランダムラ戦を振り返ると、「もう少し序盤から自信を持って攻めていけば良かった。たまに体が跳ねる動きがあったのでそこはいらないと思う」と語った。
「筋肉痛になった箇所があるので強化しているが、そのトレーニングの影響で姿勢が悪くなったので、そこに気をつけながら試行錯誤していきたい。来月いっぱいまでは、今のボクシングが崩れても良いと思うのでいろいろ試していきたい」とさらなるレベルアップを誓った。
「筋肉痛になった箇所があるので強化しているが、そのトレーニングの影響で姿勢が悪くなったので、そこに気をつけながら試行錯誤していきたい。来月いっぱいまでは、今のボクシングが崩れても良いと思うのでいろいろ試していきたい」とさらなるレベルアップを誓った。
やはりゴロフキンは強い
昨日、世界ミドル級統一王座20度目の防衛に成功したゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の話に及ぶと、「パンチはまったく衰えていなくて強い。ただ、相手のジャブやストレートをもらっていたのでパンチに対する反応は少し落ちているのかなと思った。とはいえ、この階級で一番強いのは間違いない」とコメント。
強烈な右ストレート!
自分ならどう戦うか考えながら見ていたという村田は「しっかり防御すること。カウンターを合わせにいき一発もらうとそこで終わってしまう。攻防分離のボクシングをしたら良い勝負ができると思う」と分析し最強王者との夢の対決を希望した。
パンチのバリエーションを増やしていきたい
会見後の練習ではミット打ちを2ラウンド披露し、田中繊大トレーナーの持つミットに強烈な右を叩き込んだ。その後はサンドバッグ打ちでたっぷり汗を流した。バーベルを使ったトレーニングや腹筋運動では、筋肉の動きを意識していた。
ファンから送られてきた横断幕。ドリームマッチへ期待が高まる!
「ここまできて誰とやるのかとなると、やはりハイリスクハイリターンの相手と戦いたい。(ボブ)アラムが言うように東京ドームで試合が実現したら最高ですね。次戦、米国で試合ができるならゴロフキン戦をアピールするような内容を見せたい。ボクシング界を盛り上げていきたい」と笑顔を見せた。