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元世界3階級制覇チャンピオン亀田興毅(31=協栄)の一夜限りの復帰戦で対決する元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)が2日、都内のジムで練習を公開。8年前のWBC世界フライ級王座統一戦で対戦し、2-1の判定で下した亀田に向け、「僕がまた勝つ! 自信は十分ある」と気を吐いた。試合は5月5日(土)に後楽園ホールで行われる。
細かなルールは現在もJBCと協議中
今回の試合は、ポンサクレックがメディカルチェックを受け、4月にタイで調整試合を行ったものの、5年のブランクと年齢がネックとなり、日本ボクシングコミッション(JBC)は公式戦として扱わないと発表しているが、前日計量を徹底した実戦形式に近いスペシャルマッチ、バンタム級8回戦で予定される。
引退後はシンガポールでトレーナーをしていた
同じタイ人で世界挑戦を控えるWBA世界フライ級1位ヨドモンコン・ポー・セーンチップ、WBC世界バンタム級2位ペッチ・ソー・チットパッタナと50ラウンド以上のスパーリングを消化してきたポンサクレックは、「現役の頃と比べても70〜80%の仕上がり」と話し、軽めの練習ながら体が温まると全盛期を彷彿とさせるキレのあるパンチをミットに放り込んでいた。
万全の準備をしてきたとチャッチャイ氏
同行した元WBC世界フライ級王者のチャッチャイ・サーサクンマネージャーも「調整試合では予想以上に良い動きをしていた。減量もあと1s強で問題はない」と太鼓判を押し、「ふたりとも前に出るタイプだから面白い攻防が見られるはず」と期待した。
間違いなく良い試合になる!
日本人キラーとして名を馳せ、合計23度の世界王座防衛をはたした名王者は、最後に「亀田はKOすると言っているらしいが、まあ試合を見ていろ。どちらが倒すか楽しみにしてほしい」と完全決着に自信を示した。