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15日に横浜アリーナで行われたWBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチで、前日計量で体重オーバーのため失格した比嘉大吾(22=白井・具志堅)に9回TKO勝ちを収め、後継の新王者となったクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が24日、メキシコシティのWBC本部でマウリシオ・スライマン会長からベルトを受け取った。
クリストファー・ロサレス
ベルトを受け取ったロサレスは「夢が現実のものになったので、きょうは私にとって特別な日になった」と感慨深そうだった。比嘉との試合については「彼がとても危険な相手だという認識はあった。恐ろしく強い選手なので、私にとっては試される試合だった。打たれたら打ち返すつもりだったし、そのとおりに戦えた」と試合を振り返った。
ロサレスの初防衛戦に関しては具体的な情報はないが、WBCは1位のアンドリュー・セルビー(英)を指名挑戦者として推している。ロサレスとセルビーは昨年5月、挑戦者決定戦として英国で拳を交え、セルビーが初回に喫したダウンを挽回して12回判定勝ちを収めている。4月11日付のWBCランキングでは、1位がセルビー、2位ロサレス、3位にモハメド・ワシーム(パキスタン/韓国)、4位には3階級制覇を狙う田中恒成(畑中)がランクされている。ちなみにワシームは5位のモルティ・ムサラネ(南ア)とIBF(国際ボクシング連盟)王座決定戦(7月15日)が決まっている。