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31日、静岡・浜松アクトシティで開催された「西遠ボクシングアワー」のメインでは、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級13位の五十嵐嵩視(トコナメ)と本吉豊(reason)がフェザー級8回戦で激突。まずは5連勝中の五十嵐が強弱をつけたジャブで切り込んだが、ランク入りを狙う本吉も抜群の集中力をもって右ストレート、左ボディを返し譲らず。序盤は攻勢を印象づける場面が続いた。
終了間際に痛恨のダウン
押され気の五十嵐も中盤からペースを上げ、左ボディからのコンビネーションで本吉を苦しめ、最終8回には右のカウンターを決めダウンを奪った。片膝がキャンバスに付いてしまった本吉はダメージなく立ち上がるがここで終了のゴング。善戦していただけに悔やまれるダウンだった。
五十嵐はこれで6連勝!
初のメインを判定勝利で飾った五十嵐は、「もっと良い試合を見せたかったが、少し緊張してしまった。でも楽しめたので良かった」とコメント。今後の課題に「ディフェンスとパンチの精度」を挙げ、更なるレベルアップを誓った。