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[前日計量]2018.3.25

35歳八重樫東の復帰戦

 元IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(35=大橋)が明日26日、後楽園ホールでインドネシア・フライ級王者のフランス・ダムール・パルーを迎え10ヶ月ぶりのリングに上がる。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、スーパーフライ級で再起する八重樫はガッチリとした上半身を披露し、100gアンダーの52.0sでパス。パルーは一回目こそ400gオーバーしたが、再計量までに700g落とし51.8sで無事にクリアした。
この先やれるのかが試される
 八重樫は昨年5月に行われた暫定王者ミラン・メリンド(比)との統一戦で初回TKO負けを喫し王座を失ったが、4階級制覇を目指し現役続行を決意。2階級上げての再出発に「まだこの階級での体になっていない。試合までにやれたことがある」と仕上がりに若干の不満を口にしたが、それでも「足がかりは掴めた。明日はしっかりと体の動きを確認し、ここからレベルを上げていきたい」と前を向いた。
 35歳にして新たなステージにチャレンジする八重樫。まずはこの階級でのパフォーマンスを見届けたい。
年内のタイトル挑戦を目指す左:井上
 また、前座の65.0s契約8回戦でタイ人選手を迎え、プロ11戦目に臨む日本スーパーライト級2位の井上浩樹(25=大橋)はリミットで計量を終えると、明日はアマチュア時代の足を使うスタイルでの快勝を誓った。

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