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OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の大竹秀典(36=金子)が1位のブライアン・ロベターニャ(26=比)を迎え、明日12日の後楽園ホールで3度目の防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、大竹はリミットの55.3s、ロベターニャは100gアンダーの55.2kgで一発クリアした。
コンディションはバッチリ
昨年3月にジェルビルト・ゴメラ(比)との決定戦を制しこの王座を獲得した大竹は、7月に臼井欽士郎(38=横浜光)を10回KOで退け初防衛に成功。10月には20歳の新鋭、丸田陽七太(森岡)を迎えての新旧対決でベテランの凄みを発揮し、最大6ポイント差の判定勝ちで2度目の防衛をはたした。
序盤は自分の距離をしっかり掴む
今回、1月の初来日で7戦全勝のホープ千葉開(横浜光)を4回TKOで下したロベターニャを迎えるにあたり、まずは「独特のリズムがあってやりにくそう。巻き込まれて変なパンチをもらわないようにしたい」と警戒。その上で14年11月以来の世界挑戦を狙うためにも「危ないシーンを作らず、しっかりとした内容で上をアピールするのが自分の仕事」と圧倒的な勝利を誓った。
勝つために日本にやってきた
一方、千葉戦で一気に相手を飲み込む荒っぽいファイトを見せたロベターニャは、「また日本で試合をすることができて嬉しい」と人懐っこい笑顔で話し、初のタイトル獲得に向け「日本には勝つためにやってきた。大竹はとても勇ましい相手だが、前回同様ベストを尽くす」と意気込んだ。
両者とも気合い充分!
WBA11位、WBC8位、IBF6位にランクされる"仕事人"大竹は、次なるステージに進むためにも勝ち方が問われる一戦。日本での評価を上げたフィリピンファイターをどう捌くのか楽しみだ。