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31日、WBA(世界ボクシング協会)ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)が1月中旬に続く9日間の第2次キャンプを行うため沖縄に出発した。4月15日(日)に横浜アリーナで同級10位のエマヌエール・ブランダムラ(38=伊)を迎え初防衛戦を予定する村田は、羽田空港に集まった報道陣に向け「今回はトレーナーとマンツーマン。走りこみの途中でも身体のどの箇所、筋肉を使っているのかとか考えながらやっていきたい。自分中心にできることを最大限に活かしたい」とコメント。2月4日に行われるWBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅)のタイトル戦も楽しみにしているという。
発表会見で挑戦者と対面
また、はじめて映像をしっかりと見たという対戦相手について「ちょこちょこと動いて頭も動かしてくる。技術もスピードもある相手に空回りしないようにしたい。あまり良くない時のコンディションで来てくれれば嬉しいんですが、そうも言ってられないので良いできの時の試合を想定してやっていきたい」と話した。日本人初の世界ミドル級王座防衛を目指す村田は、更なる進化を遂げ新たな歴史を刻む。