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IBF(国際ボクシング)スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(26=比)は2月3日、米国テキサス州コーパスクリスティで同級9位のイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)を相手に4度目の防衛戦に臨むが、この試合の報酬は9万5000ドル(約1030万円)と申告されている。これは一昨年9月の世界挑戦時の3700ドル(約40万円)の25倍以上の金額となる。
40万円から1000万円超え
アンカハスは16年9月にマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に12回判定勝ちを収めて王座を獲得したが、このときの報酬は3700ドルだった。昨年1月の初防衛戦が4万ドル(約436万円)、帝里木下(千里馬神戸)を7回TKOで退けた7月のV2戦で6万ドル(約654万円)にアップし、11月の英国遠征でジェイミー・コンラン(英)に6回TKO勝ちを収めたV3戦では8万ドル(約872万円)の報酬を得た。昨秋、元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(比)のMPプロモーションズ経由で米国のトップランク社と契約したアンカハスには、今回は9万5000ドルの報酬が約束されている。それでもローマン・ゴンサレス(ニカラグア)ら同じ階級のスター選手と比較すると決して高額な報酬とはいえないが、米国初登場のアンカハスに不満はないようだ。今回の試合で十分なアピールをしたうえで勝利を収めれば、次戦から金額が大きく跳ね上がる可能性があることを知っているからだ。それはパッキャオが通ってきた道でもある。ルス夫人と5歳、2歳の父親でもあるアンカハスは「第2のパッキャオ」になれるかどうか。2月3日のゴンサレス戦に注目したい。