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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者ミゲール・ベルチェル(26=メキシコ)の2度目の防衛戦は2月10日、メキシコのキンタナロー州カンクンで行われるが、その相手が東洋太平洋同級王者でWBC39位にランクされるカルロ・マガリ(31=比)に決まった。当初、ベルチェルはクリスチャン・ミハレス(36=メキシコ)と戦う予定だったが、試合まで1ヵ月を切ってからミハレスが挑戦を見送ったため王者陣営は代役探しに奔走していた。
代役挑戦が決まった右:マガリ
ベルチェルは1年前にフランシスコ・バルガス(メキシコ)から王座を奪い、7月の初防衛戦では2代前の王者、三浦隆司(帝拳)を12回判定で退けた。しかし、その試合で拳を痛めたため、これが7ヵ月ぶりのリングとなる。33戦32勝(28KO)1敗。
代役としてメキシコに行くことになったマガリは今月13日、東京・後楽園ホールで小谷将寿(平仲)に10回TKO勝ちを収めて東洋太平洋王座の防衛を果たしたばかりで、1ヵ月足らずの間隔で世界戦に臨むことになる。41戦29勝(12KO)9敗3分。