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圧巻のKO勝利から一夜明けた大晦日、WBO世界スーパーフライ級チャンピオンで7度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)が、横浜市内の大橋ジムで会見を開いた。この日のスポーツ紙は全社一面に井上尚弥を掲載している。モンスターの笑顔がこぼれたのは、手ごたえを感じたパンチの話。
2018年はバンタム級!
初回にダウンを奪った左フックと3ラウンドの最初にダウンを奪ったボディブローに手ごたえを感じたと話したモンスターは「もう少し雑だったかと思ったけど、ビデオで見直したらギリギリ合格点」と試合を振り返った。
初回は距離を掴むために様子を見たというV7チャンピオンだが、「早く掴めた」と長身相手のボクシングにも直ぐに順応できたことを明かすと、初回に奪った手ごたえ抜群だったという左フックに関して「自然と出た」と笑顔を見せた。
「バンタム級では自分は挑戦者。また一からやり直し」と主戦場を上げて2018年を戦い抜くことを誓った。また、海外遠征も辞さない覚悟の井上尚弥は「南アフリカはちょっと…」と、苦笑いしたが 「イギリスは行ってみたいですね」と選手層が充実している英国のリングにも興味を示した。黄金のバンタムへ、日本の至宝が2018年も世界のファンを魅了することを期待したい。