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今年、国内外で活躍したプロスポーツ選手に贈られる2017年第50回内閣総理大臣杯プロスポーツ大賞の表彰式が20日に都内ホテルで行われ、ボクシング界からは10月にWBA(世界ボクシング協会)ミドル級王座を獲得した村田諒太(31=帝拳)が殊勲賞に選ばれた。
功労賞にはV11の内山氏
また、ボクシング部門の功労賞には7月に引退を発表した元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏(38 ※11度防衛)が、新人賞には5月にWBC世界ライトフライ級王座を獲得、10月には初防衛にも成功した拳四朗(25=BMB)が選出された。
拳四朗は父の寺地永会長が出席
なお、大賞は今年8回目の日本一に輝いたプロ野球の福岡ソフトバンクホークスが、殊勲賞には村田のほか、史上初の50セーブを達成したデニス・サファテ投手(福岡)、日本人で初めてインディ500で優勝を果たしたレーシングドライバーの佐藤琢磨氏が、最高新人賞はプロ野球の京田陽太内野手(中日ドラゴンズ)が受賞した。
賞に恥じぬよう精進するのみと村田
囲み取材に応じた村田は、トロフィーを手に「自分に相応しいかは分からないが、先輩の山中(慎介)さんも受賞(2013年)しているだけにとても光栄」と受賞を喜び、「今年一年を振り返ればいろんな経験ができて良い年だった。来年は初防衛をこなしてもっと大きな舞台に進めれば」と抱負を語った。
紅白歌合戦の審査員に抜擢された
また、村田は大晦日の紅白歌合戦のゲスト審査員に抜擢されたと明かし、昔から好きなSuperfly、安室奈美恵さんの歌を生で聴けるのが楽しみとコメント。裏番組で世界王座返り咲きを目指す先輩の五十嵐俊幸にも「普通にボクシングをしたら先輩の方が上。やってくれると思う」とエールを送った。