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10日、愛知・刈谷市あいおいホールで開催された「SUPER FIGHT.54」のメインでは、日本ユース・スーパーバンタム級王者で日本同級9位の水野拓哉(22=松田)が、日本バンタム級13位の入口裕貴(20=エスペランサ)を迎え、初防衛戦に臨んだ。
試合は入口がジャブ、ワンツーで先手を取ると、水野も鉄壁のガードから左ボディ、右ストレートで対抗。序盤から激しいパンチの交換が続いた。
試合は入口がジャブ、ワンツーで先手を取ると、水野も鉄壁のガードから左ボディ、右ストレートで対抗。序盤から激しいパンチの交換が続いた。
水野の右が入口を捉えた
初回に右を効かされた入口だったが、以降はひたすら距離を潰し水野を攻め立てた。接近戦では入口のショートの連打に苦しめられた水野だったが、左ボディから右クロスを返し続けると終盤には再び距離を取り、右ストレート、左フックで攻勢を印象づけた。判定は割れたが、ジャッジ2者の支持を得た水野が防初衛に成功した。
試合後は反省しきりの水野
試合後、控室に戻った水野は「相手はどえらいタフで強かった。初回のチャンスに畳み掛けたかったが、そこまでの力が俺にはまだなかった。こんなんじゃ上は狙えない」と反省しきりだったが、課題が見えたと前向きに捉え、「もっと練習して強くなります」とレベルアップを誓った。