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元WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)3団体統一世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(29=英)が、このほど英国のMTKグローバル社とアドバイザリー(顧問)契約を結んだ。フューリーは15年11月にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に勝って王者になったが、その後は負傷や違法薬物摂取の問題などが重なり実戦から遠ざかっている。2018年にはリング復帰を目指しており、今回の契約はそのための第一歩といえる。
2018年前半に復帰を目指すフューリー
MTKグローバル社はミドル級で3度の世界挑戦を経験している元欧州王者のマシュー・マックリン(英)が興した会社で、タイソン・フューリーのいとこでもあるヘビー級のヒューイ・フューリー、デビッド・プライス、WBOミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース、元WBAミドル級暫定王者マーティン・マレーら英国人選手と契約を交わしている。復帰を目指してトレーニングを始めているフューリーは「私はボクシングが好きだし、私の人生にとって必要なものでもある。いまは体重も絞れつつあり、リングに戻るのに多くの時間は必要ないと思う。アンソニー・ジョシュア(英)、デオンタイ・ワイルダー(米)をKOして統一王者になりたい」と意気込んでいる。