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24日、ボクシングモバイルでも活躍中の"ボクシング芸人"やすおかだいごの企画による「拳闘芸人トークライブ」の第4弾が都内のスタジオで開催され、今年8月に引退を発表した元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏がゲストで登場。約2時間半のイベントだったが、KOダイナマイトの現役時代の秘話から素顔に迫るトーク、またワタナベジムで苦楽をともにした佐々木修平トレーナーとのミット打ちなどが披露され、集まった50人を超すボクシングファンを存分に楽しませた。
快音を響かせ会場を沸かせた
引退発表から3ヵ月、久しぶりにファンの前に姿を現した内山氏は、現在も体を維持するためのトレーニングは欠かさないと近況を報告。たまに後輩たちの練習相手になっているとも明かした。また、14度の世界戦を含む全27戦のなかでのベストバウトを問われ、11年の大晦日に行われた暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)との統一戦を上げた。この試合は、のちにWBC王者となった三浦隆司氏とのV3戦で右拳を痛め、10ヵ月ぶりのリングとなった内山氏が、終盤に快心の左フックでソリスを粉砕。自身の記憶に深く刻まれた一戦となった。
今後の動向にも注目したい!
惜しくも昨年4月の12度目の防衛戦でジェスレル・コラレス(パナマ)に不覚を取り王座から陥落。年末のダイレクトリマッチも僅差判定で敗れ、身体の限界を感じた内山氏はこの試合を最後に12年のキャリアに幕を閉じた。ファンに期待されていた海外戦が実現できなかったことなど心残りはあるようだが、偉大な足跡を残したレジェンドはすでにボクシング界の未来に目を向けている。夢の続きを話してくれる日も遠くはないだろう。