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WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者、井上尚弥(24=大橋)のV7戦の発表会見が16日、都内のホテルで行われ、12月30日(土)の横浜文化体育館で同級7位、30連勝中のヨアン・ボワイヨ(29=仏)を迎えることが伝えられた。また、この日はダブル世界戦としてWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者、拳四朗(25=BMB)のV2戦、アンダーカードでは同門でOPBF東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(31)の初防衛戦、弟の井上拓真(21)が元日本バンタム級王者の益田健太郎(34=新日本木村)と行う54.0kg契約10回戦が組まれた。
試合の模様は当日、フジテレビ系列で全国ネット生中継が予定されている。
試合の模様は当日、フジテレビ系列で全国ネット生中継が予定されている。
短い試合間隔にも問題ないと井上
昨日まで熱海合宿で体を追い込んでいた井上は、 相手の映像はまだ見ていないとしながらも「気を抜かず、井上尚弥らしい試合を見せたい」と意気込むと、V7戦をクリア後は来年2月下旬に米国で開催される「Super Fry.2」への出場に意欲を示した。
王座を統一してバンタム級に上げたい
井上は今年9月、米デビュー戦をスーパーフライ級のトップ選手が会した「Super Fry」で行い、7位のアントニオ・ニエベス(30=米)に6回終了TKO勝ちを収め6度目の防衛に成功。すでにジム側も米プロモーターに第2回大会への出場意志を伝えており、井上は年末の防衛戦に怪我なく勝利することが課せられた。
さらに井上は、「Super Fry.2」でIBF王者ジャーウィン・アンカサス(比)との統一戦を希望し、「勝って気持ちよくバンタム級に上げたい」と話した。
さらに井上は、「Super Fry.2」でIBF王者ジャーウィン・アンカサス(比)との統一戦を希望し、「勝って気持ちよくバンタム級に上げたい」と話した。