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WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級1位の石田匠(25=井岡)は28日(日本時間29日)、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで同級王者カリド・ヤファイ(28=英)に挑んだ。アンソニー・ジョシュア(28=英)対カルロス・タカム(36=カメルーン/仏)の世界ヘビー級タイトルマッチの前座として行われたこの試合、石田は敵地で殊勲の戴冠を果たすことができたのか。
石田匠の世界初挑戦!
〇カリド・ヤファイ(英)
12回判定(3対0)
×石田匠(井岡)
ヤファイが圧力をかけながら左ジャブ、左ボディブローを狙い、石田が左ジャブと足でコントロールを試みるパターンになった。ときどきヤファイの右が石田のガードを割って当たるシーンもあったが、決定打にはならない。石田は適度に足をつかいながら応戦するが、はっきりと優勢を印象づけるまでには至らない。その展開は終盤に入っても変わらず、振り分けるとしたらヤファイ、という競ったラウンドが続いた。石田も折々でワンツーを打ってヤファイを下がらせる場面をつくるものの決定的なシーンをつくれないまま試合終了のゴングを聞いた。採点は116対112(二者)、118対110の3-0だった。5月の村中優(フラッシュ赤羽)戦に続いて日本の挑戦者に連勝のヤファイは23戦全勝(14KO)。石田は25戦目で初黒星(24勝13KO1敗)となった。