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[試合後談話]2017.10.8

香港便り!トリプルタイトルマッチの後

 トリプルタイトルマッチが開催された香港コンベンションセンター。地元でも人気を集めた渡邉卓也(青木)と後藤あゆみ(ワタナベ)。香港のスーパースター、レックス・ツォーを相手に闘志を燃やした河野公平(ワタナベ)。8000人の大観衆の写真にも収まった。
レックス・ツォー(香港)
 進退をかけて挑んだ河野にとっては不運な幕切れ。2ラウンドの偶然のバッティングによるレックスの負傷が試合続行を許さなかった。試合後にボクモバの取材に対してDEFプロモーションのジェイ・ラウ代表は「レックス次第だが、リマッチもありえる」と、タフボーイにリベンジのチャンスが与えられる可能性を示唆した。
河野公平(ワタナベ)
 「調子はすごく良かった。これからっていう時だったので。まだ、戦えますよ」とエンジンがかかったところでの幕引きに苦笑いした。それでも「ブーイングされるかと思ったら、声援を送ってもらえて嬉しかった」と8000人の観客が集まった香港コンベンションセンターのリングを振り返った。日本から応援に駆けつけた後援会のメンバーからは「リベンジは、早めに香港で」との声も聞かれた。
渡邉卓也(青木)
 「相手のパンチは硬かった」と切り出した渡邉卓也は「ダウンは効いてなかったので焦りはなかった。声援に後押しされました」と鋭い左ボディで逆転勝ちしたWBOオリエンタル王座決定戦を振り返った。今後に関しては「また、香港でやりたい」と話すと同門の木村翔を引き合いに「自分も世界チャンピオンになりたい」と抱負を語った。
後藤あゆみ(ワタナベ)
 「思い切りが悪かった。勝負師になれなかった。でも、こんなに大きな会場で試合ができて素晴らしい経験になった」とバッティングで腫れた眉間に氷を当てながら反省の弁を口にした。

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