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ボクシング発展途上の香港にあって日本人選手の中では抜群の人気と知名度を誇る渡邉卓也(青木)が、WBOオリエンタルのベルトを懸けて北京出身のリシャン・リー(中国)と対戦する。中国や香港市場開拓が今後のボクシング人気向上のカギと言われて久しいが、この競技の楽しさを現地のファンに知らしめたのは、渡邉卓也とゾウ・シミン(中国)から世界王座を勝ち取ったWBO世界フライ級王者で渡邉と同門の木村翔(青木)といっても過言ではない。明日のトリプルタイトルマッチのアンダーカードに出場する中国人選手や関係者の記念写真のリクエストに応じる二人の姿は、誇らしくさえあった。
ちなみに、明日のリングサイド1列目のチケットは10万円。もちろん即完売とのこと。フェイスブックで生放送される。お見逃しなく!
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香港から世界へ!渡邉卓也の挑戦。
『I ♥HK』(※HK=香港)と胸にプリントされたTシャツで特設ステージ上の計量台に上がると130lbで一発クリアした渡邉は「これからさらに上に行くための大事な試合」と気を引き締めた。
リシャン・リーも勝つ気満々!
渡邉とWBOオリエンタルのタイトルを競うリシャン・リー(中国)は3時間のフライトで北京から昨日、香港入りした。「もちろん勝つ自信はある。ビデオでワタナベの試合は見たが、自分のボクシングに集中する」と勝負の分かれ目は自分次第と語った。やや緊張した様子だったが、調子はいいと話した。首のタトゥーが目立つ中国の新鋭はどんなボクシングを見せるのか。計量は130lbでクリアしている。