試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBO(世界ボクシング機構) フェザー級王者オスカル・バルデス(26=メキシコ)と、スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(26=メキシコ)が22日(日本時間23日)、米国アリゾナ州ツーソンのコンベンション・センターでそれぞれ防衛戦に臨んだ。バルデスは同級4位のジェネシス・セルバニア(26=比/カシミ)、ラミレスは同級1位ジェシー・ハート(28=米)を挑戦者に迎えた。
セルバニア善戦虚しく王座を奪えず
〇オスカル・バルデス(メキシコ)
12回判定(3対0)
×ジェネシス・セルバニア(比)
戦前は10対1で王者の圧倒的有利というオッズが出ていたが、試合は大激戦になった。積極的に攻めて出たバルデスに対し受けに回った印象のあったセルバニアだが、4回に右でダウンを奪って実力の片鱗をみせる。これで危機感を抱いたのか、5回には今度はバルデスが左フックでダウンを奪い返した。その後も両者は激しい打撃戦を展開。場内は興奮のるつぼと化した。競ったラウンドが続くなか、終盤になるとセルバニアにペースダウンの気配がみえ、それに乗じてバルデスが加点していった。採点は116対110、119対109、117対109だった。3度目の防衛に成功したバルデスは23戦全勝(19KO)。最近の3戦を日本で行っていたセルバニアは30戦目にして初の敗北だった(29勝12KO1敗)。
ラミレス2度目の防衛に成功
〇ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)
12回判定(3対0)
×ジェシー・ハート(米)
メインの前に行われたスーパーミドル級タイトルマッチは競った試合になった。先制したのはサウスポーのラミレスで、2回に右フックから左を浅くヒットしてダウンを奪って優位に立った。ラミレスは4回にも大きなチャンスをつかんで前半をリード。これに対しハートは中盤から追い上げ、8回と11回には王者を脅かした。ラミレスも譲らず、最終回には両者が勝負をかけて激しくパンチを交換して試合終了となった。採点は115対112(二者)、114対113の3-0。小差ながら前半でヤマをつくったラミレスに凱歌があがった。2度目の防衛を果たしたラミレスは36戦全勝(24KO)、ハートは23戦22勝(18KO)1敗。
12回判定(3対0)
×ジェシー・ハート(米)
メインの前に行われたスーパーミドル級タイトルマッチは競った試合になった。先制したのはサウスポーのラミレスで、2回に右フックから左を浅くヒットしてダウンを奪って優位に立った。ラミレスは4回にも大きなチャンスをつかんで前半をリード。これに対しハートは中盤から追い上げ、8回と11回には王者を脅かした。ラミレスも譲らず、最終回には両者が勝負をかけて激しくパンチを交換して試合終了となった。採点は115対112(二者)、114対113の3-0。小差ながら前半でヤマをつくったラミレスに凱歌があがった。2度目の防衛を果たしたラミレスは36戦全勝(24KO)、ハートは23戦22勝(18KO)1敗。