試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
大橋ジム所属の井上尚弥、拓真兄弟が21日、地元の神奈川県庁を表敬訪問。黒岩祐治知事と面会し、尚弥(24)は今月10日の米国でのWBO世界スーパーフライ級王座6度目の防衛成功を、弟の拓真(22)は先月30日の復帰戦勝利を報告した。
米国戦限定キャップがプレゼント
尚弥の米国戦をテレビ観戦したという知事は、「史上最強と言われるだけのことはある。素晴らしい成果だった」と称え、尚弥も「内容には満足していないが、貴重な経験をさせてもらいボクサー、人間として成長できたと思う。応援が励みになりました」と感謝した。
拓真はあと1〜2戦見て世界へ
また、右拳の怪我により昨年末の世界戦をキャンセル、1年のブランクを作った拓真は、「来年には兄に続いて世界を獲る」と抱負を語り、知事も「兄弟チャンピオンは楽しみ。これからも神奈川を盛り上げてほしい」と期待した。
年内の統一戦はきびしい状況?
父でトレーナーの真吾氏によると、二人の次戦は年末に予定され、拓真は世界前哨戦、尚弥は交渉次第では統一戦になる可能性もあるとのこと。ターゲットは3団体で唯一次戦が未定のIBF王者ジャーウィン・アンカサス(比)。これについて尚弥は、「(減量のきつい)この階級でやるなら統一戦しかない。次が選択試合だったとしても、来春まで待って(統一戦が)できるなら体調を見て留まるが、上手くいかないようなら挑戦者の立場になるが階級を上げる」と来年中には2階級制覇を目指すとし、「バンタムならWBCのタイトルがほしい。日本の名チャンピオンが巻いてきたベルトだし、自分も憧れている」と話した。