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16日に米国ネバダ州ラスベガスで行われたWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級タイトルマッチ、3団体統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対元2階級制覇王者サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)は三者三様のドローという意外な結果に終わったが、早くも再戦が確定的と伝えられる。来年の5月、あるいは9月が有力視される。
再戦は来年5月が有力
ゴロフキンが前進、アルバレスが動きながら応戦するというスリリングな攻防のすえ、ラスト3回を挑戦者が押さえてポイントで追いついたかたちとなったが、戦った両者は自身の勝利をアピールしている。試合後の会見でゴロフキンは「もちろん再戦したい。本物のメキシカン・スタイルのファイターは歴史的な戦いから逃げたりしないよ」とリマッチに意欲をみせた。アルバレスは「いまは少し休みたい」と言ったものの「ファンが求めるものには応じる。(再戦が)5月か9月かは分からないが、いまはカネロの時代なんだ。ファンが望むなら(ゴロフキンとの試合は)もう一度見られるだろう」と話した。ゴールデンボーイ・プロモーションズもリマッチに大乗り気の様子だけに、来年5月か9月には両者が再び拳を交えることになりそうだ。