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OPBF東洋太平洋フライ級王者の中山佳祐(29=ワタナベ)が10月13日(金)、後楽園ホールで開催される「ゴールデンチャイルド121/DANGAN196」で同級9位ジョーバート・アルバレス(27=比)を迎え初防衛戦を行うことになった。中山は15年の敗戦を機に九州から上京し、6月の挑戦でリチャード・クラベラス(比)に競り勝ち王座を獲得。移籍4戦目、キャリア13戦目で見事に花を咲かせた。
難敵を迎えての初防衛戦
挑戦者は中山と同じサウスポーで、12年に現WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者ジェリー・トモグダン(比)を下し、WBOアジアパシフィック・ライトフライ級暫定王座を獲得した実績を持つ。2敗は元WBA・WBO世界フライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、元WBC世界フライ王者の五十嵐俊幸(帝拳)と今年4月に引き分けた世界ランカーのミゲール・カルタヘナ(米)に喫したもので、いずれも敵地での試合。直近の試合ではジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、ロケ・ラウロ(比)といった強豪を退けている実力者だ。フィリピンでは"リトル・パックマン"の異名を誇り、戦績は20戦17勝(7KO)2敗1分。来日は初となる。粘り強さが持ち味の中山だが、この難敵にはもう一段上の進化がもとめられそうだ。
大竹vs丸田 歳の差は16
なお、この日はダブルメインとして36歳のベテラン大竹秀典(金子)が保持するOPBFスーパーバンタム級王座に5戦全勝(4KO)関西ホープの丸田陽七太(20=森岡)が挑む、注目の新旧対決が組まれている。