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3日、愛知・刈谷市あいおいホールで開催された「第53回SOUL FIGHTING」では、畑中ジムの主力3選手が出場。メインのスーパーフライ級6回戦では、畑中清詞会長の長男・畑中建人(19)がチャンチャイ・サイトーンジム(タイ)に4回TKO勝ちを収め、見事大役をはたした。
4回までに3度倒しTKO勝ち
タイ人選手とは言えタフで攻撃力も高く、一筋縄ではいかない相手だったが、畑中は3回にワンツーの連打で、4回には左フック、ラストは右ストレートで計3度のダウンを奪い快勝。昨年11月のデビューから4連続KOをマークし、A級昇格を決めた。
まずはランカー入りを目指す
「結果は良かったが、倒そうと焦ってしまった。自分のペースでしっかり組み立てないとダメ」と課題も見えた畑中は、ファンへの感謝も忘れず、「もっと練習をして、お客さんを楽しませるボクシングをしていきたい」。「今年もう一戦、来年はランカー入りし、タイトル戦線に絡んでいきたい」と抱負を語った。
林は徹底したボディ打ちで攻略した
セミの58.0kg契約8回戦では、4月のチャンピオンカーニバルで坂晃典(仲里)に3回TKO負けを喫し日本フェザー級王座を失った林翔太(29)が出場。マークイル・サルバーニャ(比)をボディで崩し、ギブアップさせての再起に成功した林は、「あのままじゃ終われない。前より強くなって、本気で世界を目指す」と誓った。
序盤からジャブが光った田中
また、3試合目には、今年3月に日本王者の赤穂亮(横浜光)に挑み敗れた日本バンタム級8位の田中裕士(26)が、ブライアン・カパンパンガン(比)と54.5s契約8回戦で対戦。ジャブが冴え、序盤から試合を優位に進めた田中は、打ち合いでは苦戦を強いられる場面もあったが、的確にヒットを重ね判定勝ち。「試合を楽しみ、自信を持って戦えたことが結果に繋がった。直す点はまだ多いが、諦めずにベルトに向かって突き進みます」と声を弾ませた。