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右拳の負傷のため戦列を離れていたWBC世界スーパーフライ級9位の井上拓真(21=大橋)が、明日の後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル60 」のメインイベント、53.5s契約10回戦で日本同級2位の久高寛之(32=仲里)と対戦する。前日計量が29日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
左でコントロールする
これが約1年ぶりの試合となる井上はリミットちょうどの53.5kgでパス。「思ったより緊張していなくてリラックスしている。怪我をしたが気持ちを切り替えて左の強化に努めた」とコメント。熱海での走り込み合宿で下半身強化を実感したという井上は「明日はいかに打せずいかに打つかがテーマ。一方的な試合でKOして世界のチャンスをつかみたい」と拳を握った。
こんなに大きなチャンスはない
一方、43戦目となる久高は200gアンダーの53.3kgで秤を降りた。今回から漢字はそのままでリングネームの読み方を「ひさたか」から「くだか」に変更した久高。「初回の印象でどう戦うか決める。自分の持っている引き出しでなんとかする」。「これに勝って良い流れにしたい。今回勝たないと次はないと思っている」と静かに闘志を燃やした。