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8月で54年間の歴史に幕を閉じる名門ヨネクラジム。同ジムの所属選手として最後の試合となる溜田剛士(23)が22日、後楽園ホールで開催された「DANGAN191」で小坂烈(19=真正)と日本ユース初代フェザー級王座決勝戦に臨んだ。溜田は有終の美を飾ることはできたのか?
ダウンを奪うとさらに攻勢をかけた
初回、小坂は中間距離から右ストレートを放つが、溜田はボディから右を好打。一進一退の攻防を繰り広げていたが、パワーで勝る溜田が徐々にペースを握ると3回に左フックで棒立ちに上下への連打で膝まづかせた。このラウンドを凌いだ小坂だったが、眼窩底骨折の疑いがあり棄権を申し出た。連敗を止めた溜田が見事なKO劇でベルトを獲得した。
これからヨネクラ魂を背負っていく
ヨネクラジム最後の試合を勝利で飾った溜田は「最近勝てていなかったので試合前は不安があり怖かった。最後の試合を勝つことができてうれしい」と満面の笑みを浮かべた。「これまではディフェンスのことを考えていなかったが、守りも頭に入れて戦えたので次に繋がる試合だった」と試合を振り返った溜田。「移籍する大橋ジムではすごい先輩がたくさんいるので技術を盗んで成長していきたい」とさらなる飛躍を誓った。
相手はパンチはあったと思うと小坂
一方、序盤は奮闘するも涙を飲んだ小坂は「パンチを目にもらっているように自分の動きが良くなかった」と肩を落とした。
木村「 ユースタイトルに挑戦したい」
この試合を観戦した昨年の全日本フェザー級新人王の木村吉光(21=白井・具志堅)は「溜田選手の試合は初めて見たが左フックとアッパー、それにまとめるのが上手かった」と感想を語った。
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