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[前日計量]2017.8.22

KO決着必至!激闘ルーキーvs中部のホープ

 日本ユース初代スーパーバンタム級王座を懸け、日本スーパーフェザー級11位の石田凌太(21=宮田)と日本スーパーバンタム級13位の水野拓哉(22=松田)が明日23日の後楽園ホールで拳を合わせる。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、石田はリミットの55.3s、水野は200gアンダーの55.1sで一発クリア。決戦に向け意気込みを語った。
不安だった減量もクリアした石田
 2階級を落として臨む石田は、派手な打ち合いを好む激闘タイプ。今回も水野と「バチバチの打ち合い」を希望した。減量の影響もまったく感じさせず、万全のコンディションをアピールした石田は、「水野選手が手強い相手だと分かっているが、僕もこの舞台で強さを証明したい。KOはいつも狙っているので、すぐに倒しちゃいますよ」と自信たっぷりにKOを予告した。
ベルトのないジムに俺が光を射す
 一方、名古屋から殴り込みをかける水野は、意外にも14戦目にして関東初参戦。いつもは明るく人懐っこい彼だが、計量後は石田とも目を合わせずピリピリムードを漂わせた。特製の雑炊で栄養補給した水野は一息つくと、「戦う相手と和気あいあいにしたくはない。向こうはアグレッシブさが売りのようだが、自分も好戦的な選手としてやっている。向かってきてくれれば倒すチャンスも増えるのでありがたい。ギリギリの試合をするつもりはないし、ハッキリと白黒をつける。もちろん倒すのは自分」と意気込み、視線の先に座る石田を睨みつけた。
 9戦8勝(6KO)1敗の石田と13戦11勝(11KO)1敗1分の水野。好戦的かつKO率の高い両者だけに今大会きっての打撃戦が楽しめそうだ。

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