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日本プロボクシング協会が主催する24歳以下のA級選手で争われる日本ユース初代王座トーナメントの決勝が22日、23日の2日間にわたり後楽園ホールで開催される。スーパーフェザー級は、シードの三瓶数馬(22=協栄)と5月の予選を勝ち抜いた石井龍誠(21=伴流)のサウスポー対決。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、三瓶が100gアンダーの58.8s、石井がリミットの58.9sで一発クリアした。
準備は万全 あとはやるだけと三瓶
13年全日本新人王技能賞の三瓶は昨年、2連敗を喫し10ヵ月のブランクを作ったが、「相手は速くセンスもありそうだが、しっかりと準備することができたので気持ち的にも余裕がある。明日の試合は良いイメージしかない」と話し、コンディションは万全といった様子。チャンピオンベルトを手に取り、「カッコいいですね。何がなんでもほしくなりました。明日は自分のすべてを出す」と闘志を燃やした。
パワー負けしない体作りをしてきた
一方、キャリア的に胸を借りる側の石井は、三瓶について「肩がごついですね。タフさもあるし、パワー負けはしたくない」と警戒し、いかに自分の距離を保てるかが重要と話した。不利な予想は否めないが、石井の対サウスポー戦績は3戦して3KO勝ち。左相手は得意中の得意で、「右ジャブをセンサーにして距離を取って左ストレートを当てる。狙うつもりはないが、チャンスがあれば行く」と試合のイメージはばっちり。ユース王座をステップに日本王座、その先を目指したいと目を輝かせた。