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日本ユース初代ライト級王座を懸け、富岡樹(20=REBOOT)と日本スーパーフェザー級8位の粕谷雄一郎(20=石川立川)が明日22日の後楽園ホールで激突する。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、顔を合わせた両者は熱い火花を散らした。
粕谷 再出発にはもってこいの舞台
14年度の全日本新人王敢闘賞の実績を持つ粕谷は、200gアンダーの61sで計量をクリア。前戦のランカー対決では惜しくも星を落としたが、敗戦を糧に「これまでで一番きつい練習をしてきた。調子はバッチリ」と自信を示した。「新人王戦後は試合中に考えすぎて思うように体が動かなかった」と続けた粕谷は、今回は原点に立ち返ることがテーマで、「純粋にボクシングを楽しむつもり。(富岡は)上背はあるが、普通にやれば勝てる」と意気込んだ。
明日が楽しみと富岡
一方、同じく61sでパスした富岡は、6月に単身渡米し3週間の合宿を経験。外国人選手とのスパーリングはメンタル面での収穫があったと話し、「今回は誰も見たことのないボクシングをしようと思う。どんなかは明日を楽しみにしてください。観客を釘付けにする」とこちらも自信たっぷり。4戦目の富岡はプロキャリアでは12戦目の粕谷に譲るが、このことについても「やってきたこと、最初から持っているものが違う。相手は何もできないので、明日は自分のパフォーマンスだけを見ることになりますよ」と言い放った。
東のホープが拳を合わせる日本ユース・ライト級王座戦。はたしてライト級若手No.1の称号はどちらが手にするのか――。
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