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昨日都内で行われた予備検診で初顔合わせを終え、15日にWBC世界バンタム級タイトルマッチで拳を交えるチャンピオンの山中慎介(帝拳)と挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)が13日、場所を決戦の地、京都に移して調印式を行なった。
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
13度目の防衛戦も黒いグローブで戦う山中は「検診を終えて気持ちが引き締まった。夏場の厳しい調整だったがジムの皆んながいろいろと気を使ってくれたので、最高の状態に持ってこれました」と、関係者へ感謝の気持ちを伝えると「京都では節目となる10度目、そして今回記録のかかる13回目の防衛戦ができるのはうれしい。地元が僕を後押ししてくれるので本当に気持ちよくリングに上がれます」とファンと共に連続防衛日本タイ記録に臨むことを誓った。
山中慎介(帝拳)13度目の防衛戦
前の試合は判定決着だったが「KOで勝って喜んでもらうのが一番。でも、それは流れで一瞬で終わるかもしれないので見ていてほしい」と切り出すと「1ラウンドごとに集中するので、どのラウンドで終わるというのはわからないが、互いのパンチが当たるスタイルではあるので早ければ1ラウンドで終わるかもしれないし、判定までいかないかもしれない。それでも十分最後まで戦えるスタミナをつけてきた。しっかり目を離さないで1ラウンドから見ていてほしい」とインパクトのある試合をすることを宣言した。
ルイス・ネリ(メキシコ)もグローブは黒
「京都は素敵な街だ。早く計量してリングに向かいたい。ベルトを目の前にしてとてもモチベーションがあがった」と、感情の高ぶりを表現したネリは「国外で戦うのは初めてだが、スタイルは全く同じだ。手数を多く、前に出てアグレッシブに戦う。自分から出ていき、タイミングが合えば強い左につなげて、できればKOを狙いたい」と抱負を語った。
ネリは初の海外試合
明日は前日計量。明後日15日に試合を迎える。決戦は島津アリーナ京都。放送は日テレ。