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日本バンタム級タイトルマッチが明日5日(土)に後楽園ホールで開催。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者の赤穂亮(31=横浜光)、同級1位の齊藤裕太(29=花形)ともリミットの53.5kgを一発でクリアした。計量後に握手をかわした両者は、明日の対決に向け意気込みを語った。
名門・光ジムの看板は俺が守る
今回が初防衛戦となる赤穂は、「この何年間では一番良いコンディション。フィジカルトレの成果はこの体を見てもらえれば分かる」と、引き締まった褐色の肉体を誇らしげに披露した。世界戦を2度経験した赤穂にとって、タイトル初挑戦の齊藤は格下相手と言わざるを得ないが、「相手云々じゃない。世界戦敗退後、力任せのボクシングでやってきたが、このレベルならいいが上のステージではダメ。明日はパンチをもらわず、スピードで勝負したい。距離感がカギになる。圧勝して勝つ」と自信を示した。
また、現在ともにトレーニングを積む、赤穂憧れの世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(米)から大きな刺激を受けているようで、「先を見据え今回で日本は卒業。3度目の正直で必ず世界まで辿りつく」と誓った。
また、現在ともにトレーニングを積む、赤穂憧れの世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(米)から大きな刺激を受けているようで、「先を見据え今回で日本は卒業。3度目の正直で必ず世界まで辿りつく」と誓った。
スタミナに自信 打ち合った勝つ
一方、ベストな状態で明日に臨めると話した齊藤は、「初のタイトルだが思ったほど緊張はしていない。僕は努力と根性で上がってきた選手。泥臭くてもいいから何がなんでも勝ちにこだわる。チャンピオンになって人生を変える」と気持ちを奮い立たせた。