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毎年熱いファイトが繰り広げられる新人王トーナメント戦。1日に後楽園ホールで開催された「東日本新人王準々決勝」では熱戦の末、9月25日(月)〜26日(火)に行われる準決勝進出者が決定した。
濱田がKO勝ちした
ここまで全勝全KO同士が激突したスーパーバンタム級4回戦、3戦3勝(KO)の小嶋夏生(24=石神井スポーツ)と5戦5勝(5KO)の濱田力(21=本多)の一戦は、濱田がジャブでリズムを掴むと左ボディを好打。ペースを握った濱田は3回、右アッパーで効かせると連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
濱田力(21=本多)
デビューからの連勝を6に伸ばした濱田は「初回は相手のパンチを警戒して見過ぎたが、2回からジャブでコントロールすることができた。今、できることはしっかり出せた」と冷静に試合を振り返った。これまで肩の怪我で新人王に出場することができなかったが、念願のトーナメント出場に「ここからがスタート。準決勝の相手はもっと強いと思うので実力を上げていく」とさらなる飛躍を誓った。
清田亨(22=大橋)
小林譲二(21=勝又)と清田亨(22=大橋)が対戦したフェザー級4回戦。初回から清田がジャブで顔を弾くと、的確な右ストレートをヒット。2回には左フックから右でダウンを奪うと、最後は左フックから連打で追撃しレフェリーストップを呼び込んだ。
鮮やかなKO勝ちを決めた清田は「足を使うこととジャブを意識した。今日は動けた方だと思う」と声を弾ませた。熊本県から上京し、入門時から慕うWBO世界スーパーバンタム級14位の松本亮からこの日のアドバイスを受けたと喜ぶ清田は、「亮さんからは左ボディを狙っていくよう言われた。2度目の新人王になるが必ず獲ります」と目を輝かせた。
鮮やかなKO勝ちを決めた清田は「足を使うこととジャブを意識した。今日は動けた方だと思う」と声を弾ませた。熊本県から上京し、入門時から慕うWBO世界スーパーバンタム級14位の松本亮からこの日のアドバイスを受けたと喜ぶ清田は、「亮さんからは左ボディを狙っていくよう言われた。2度目の新人王になるが必ず獲ります」と目を輝かせた。
今井健裕(24=ワールドスポーツ)
スーパーフェザー級4回戦では遠藤勝則(26=角海老宝石)と今井健裕(24=ワールドスポーツ)が激突。距離を潰して左右フックで襲い掛かる遠藤に対し、後手に回りがちの今井だったが、右フックをねじ込みダウンを奪った。その後は一歩も引かない打撃戦となり場内は大歓声。すると3回、今井が右アッパーからの連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
派手なド突き合いを制した今井は「ダウンを奪った右フックは練習通りに自然と出たもの。相手はパンチがあり焦ったが、最後は気持ちの勝負だと思った」と白い歯を見せた。これが新人王初出場の今井は「ずっと出たかった新人王戦。絶対に勝ち抜きます」と拳を握った。
派手なド突き合いを制した今井は「ダウンを奪った右フックは練習通りに自然と出たもの。相手はパンチがあり焦ったが、最後は気持ちの勝負だと思った」と白い歯を見せた。これが新人王初出場の今井は「ずっと出たかった新人王戦。絶対に勝ち抜きます」と拳を握った。