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28日に中華人民共和国・上海オリエンタルスポーツセンターで行われたWBO世界フライ級タイトルマッチ、王者ゾウ・シミン(36=中国)対同級6位の木村翔(28=青木)は木村が11回TKO勝ちで新チャンピオンに輝いた。日本選手の海外での王座獲得は2013年8月にWBO世界バンタム級王座に就いた亀田和毅(協栄)以来、約4年ぶり。海外でKO勝ちでの王座奪取となると1992年4月にWBA世界スーパーライト級王者となった平仲明信氏以来、約25年ぶり。
木村が王座を獲得したことにより、日本人のフライ級世界王者はWBA王者の井岡一翔(井岡)、WBC王者の比嘉大吾(21=白井・具志堅)と合わせてこれで3人となった。
木村が王座を獲得したことにより、日本人のフライ級世界王者はWBA王者の井岡一翔(井岡)、WBC王者の比嘉大吾(21=白井・具志堅)と合わせてこれで3人となった。
ゾウは初防衛に失敗
初回、ベルト奪取に闘志を燃やす木村がプレスをかけて好スタートを切ったが、2回以降はゾウがフットワークを駆使し軽打でポイントを稼いだ。中盤、木村は左目上をカットしながらもボディに的を絞り前進を続けゾウを疲弊させた。すると11回にロープに詰めて怒涛の連打から右で起死回生のダウンを奪った。かろうじて立ち上がったゾウだったがレフェリーは試合続行を許さなかった。世界初挑戦の木村がオリンピック2大会連続金メダリストの実績を持つゾウから大金星を挙げた。
木村は2013年4月にプロデビューするも初回KO負け。しかし、そこから引き分けを挟み破竹の15連勝で世界の頂点に立った。上海で取材しているボクモバスタッフからの詳細を待ちたい。
木村は2013年4月にプロデビューするも初回KO負け。しかし、そこから引き分けを挟み破竹の15連勝で世界の頂点に立った。上海で取材しているボクモバスタッフからの詳細を待ちたい。