試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
明日29日に後楽園ホールで開催される日本スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が都内の日本ボクシングコミッションで行われ、チャンピオン久我勇作(26=ワタナベ)と同級5位の田村亮一(29=JBスポーツ)はリミットの55.3sを一発でクリアした。
判定決着はないと久我
王座奪取を含む直近の3試合でけた外れの強さを見せる久我は、リミットちょうどで秤を降りると「強い挑戦者を迎え燃えています」と気合い。初防衛戦で自ら指名した田村について、「タイトルに関係なく以前から興味があった。自分とやったら盛り上がるでしょ」と話し、「守りに入ったらダメ。どのような展開になっても対応する練習をしてきた。ベルトは考えず、1ラウンド毎の勝負だと思って臨みたい」と自信を示した。また、先日の世界戦でIBF王座を獲得した同門の京口紘人(23)にも触れ、「刺激を受けた。後輩に負けていられない」とコメント。初防衛戦に集中しているとしつつも、IBFを除く3団体でランクされるだけにそろそろ世界も視野に入ってきたようだ。
久我の世界ランクを頂く
一方、移籍初戦が初のタイトル戦となったこの階級屈指のファイター田村は100gアンダーでパスした。「指名してくれてありがたい」と感謝を口にすると、「充実した環境で練習ができている。8ヵ月のブランクも関係なし。相手の出方しだいだが、力を出し切れば勝っちゃうかな」とこちらも自信の弁。タイトルはもちろん、久我の世界ランクを頂くと意気込んだ。
試合展開については「相手の出方しだい」と答えた久我と田村だが、ともに闘志を前面に出して戦うタイプだけに打撃戦は必至。明日は初回から目が離せそうにない。
試合展開については「相手の出方しだい」と答えた久我と田村だが、ともに闘志を前面に出して戦うタイプだけに打撃戦は必至。明日は初回から目が離せそうにない。