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8月23日、後楽園ホールで開催される「DANGAN192 日本ユース初代王座トーナメント」スーパーライト級6回戦で平岡アンディ(20=大橋)と対戦する2016年全日本同級新人王の吉開右京(20=島袋)が21日、所属ジムで2015年西部フェザー級新人王の仲里周麿(20=ボクシングクラブナカザト)との実戦練習で激しい打ち合いを見せた。
多くの関係者が見守った
9月10日に地元沖縄で初の凱旋試合を控える仲里と3ラウンドのスパーリングを行った吉開。キレの良いジャブを起点に積極的に仕掛ける仲里に対し、吉開は得意のジャブから角度のあるアッパーを繰り出し、スピード感溢れる展開に。お互いに譲らない流れの中、仲里は疲れの見えた吉開をロープに詰めるシーンもあったが、最後まで白熱した打撃戦となった。
吉開が再び後楽園ホールのリングに登場
吉開は「周磨さんはやはり巧いですね。前回のスパーリングでも思ったが、改めて経験の違いを感じた。今回は全然動けなかったし、まだまだ経験が足りないと痛感しました。スパーリングをもっと増やしていきたい」と今後の課題を挙げた。次戦に向けて「次の対戦相手は強敵なので、しっかり倒して勝ち進み、ユース王座を獲りたいです。チャンスを掴み取る」と決意を口にした。
仲里は9月に凱旋試合
吉開とは今回が5度目となるスパーリングを終えた仲里は「以前よりパンチ力が上がっているように感じた」と後輩の成長を肌で感じたと語ると「最近は変に力んでしまうので、力を抜く練習をしていますが、少しずつそれができつつある」と手応えも感じた様子。「次は多くの知人が観戦に来る。少し緊張するが、焦らずに自分のボクシングをしようと思う。その次は日本ランカーとの対戦が予定されているみたいなので、次に上手く繋げられるように今回もきっちり勝ちます」と必勝を誓った。