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[調印式・前日計量]2017.7.22

京口紘人「インパクトを残す!」

 明日23日に東京・大田区総合体育館でゴングが鳴るIBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級タイトルマッチの調印式と会見、前日計量が22日、同体育館で行われた。今回が2度目の来日となる24戦20勝(12KO)3敗1分の王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)は、破壊力のある挑戦者を迎えてのV4戦に「準備万端で日本に来た。メキシカンらしい試合を見せる。自信は100%ある」とアピール。これに対しデビューから1年3ヵ月、8戦目での世界タイトル獲得を目指す同級9位の京口紘人(23=ワタナベ)は、「打ち勝って夢を叶える。理想はKO」と気合いを入れた。
試合の模様は当日23日(日)19時54分からテレビ東京系列で全国中継される。
京口はソウルカラーのオレンジを選択
 調印後のグローブ・チェックではアルグメドに青、京口にオレンジのメキシコ製レイジェス8オンス・グローブが用意された。会見でマイクを向けられたアルグメドは「相手が倒れるまでやる。明日は戦争になる」と挑発したが、京口は「僕は戦争が嫌い。世界平和が大事」と返し、会場を笑いに包んだ。
4度目の防衛戦となるアルグメド
 会見後の計量はアルグメドが500gアンダーの47.1s、京口がリミットの47.6sで一発パス。カメラマンの要求に応え、しばしにらみ合ってみせた。
先輩王者の田口から何やらアドバイスを受けた
 勝てばWBO世界スーパーフライ級チャンピオン井上尚弥(大橋)の持つ1年6ヵ月のデビュー最短世界王座奪取記録を更新する京口。囲み取材では「気を抜かずに最高のコンディションでリングに上がりたい」と気を引き締め、恩師・辰吉丈一郎直伝の左ボディで世界を獲ると誓った。
しっかりリミットに合わせた
■前日計量
王者ホセ・アルグメド(メキシコ)
体重:47.1kg
血圧:121/69mm/Hg
脈拍:73/min
体温:37.0℃
 
挑戦者・京口紘人(ワタナベ)
体重:47.6kg
血圧:117/80mm/Hg
脈拍:85/min
体温:36.4℃
両者気合十分!
レフェリー/マリック・ワーリード(米)
ジャッジ/マイク・フィッツジェラルド(米)、カルロス・コロン(プエルトリコ)、野田昌弘(日本)
立会人/ベンジャミン・ケイルティー(豪)

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