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WBA世界ライトフライ級王者の田口良一(30=ワタナベ)に挑戦する同級1位のロベルト・バレラ(25=コロンビア)が20日、東京・五反田のワタナベジムで練習を公開した。試合は23日に大田区総合体育館で開催される「THE WORLD DOUBLE TITLE MATCH」で行われる。練習前の会見でバレラは「準備は万全。いつでも試合ができる」と静かに闘志を燃やした。
初来日のバレラ
2006年3月にWBA世界ミニマム級王者の新井田豊氏に挑戦したロナルド・バレラを兄に持つロベルト。「兄からは日本ではKOしないと勝てないとアドバイスされた。全てのパンチに自信があるのでグレートな試合になる。必ずベルトをコロンビアに持ち帰る」と必勝を誓った。
普段はオーソドックススタイル
会見後には右構えで練習したバレラ。ミット打ち、サンドバッグ打ちをそれぞれ1ラウンドしただけで終了したが、遠い距離からの右スィング、左フックには注意が必要そうだ。
石原雄太トレーナー
バレラの練習を見た石原雄太トレーナーは「パンチがあるようには見えなかった。田口が追いかけて向こうが逃げる展開になると思う。オーソドックスでもサウスポーでもどちらで来ても対応できるようにしている」と感想を語った。
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