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明日の後楽園ホールで開催される「ゴールデンチャイルド&DANGAN188」のメインイベント、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が18日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者の大竹秀典(36=金子)と挑戦者の臼井欽士郎(37=横浜光)が顔を合わせた。
楽には勝てないと思っている
これが初防衛戦となる大竹は100gアンダーの55.2kgでパス。「相手は気持ちを強く持ってくるので上を狙う以上しっかりと勝ちたい」とコメント。大竹が主戦場とするスーパーバンタム級には現在2人の日本人世界王者がいるが、「(世界戦を)早くしたい気持ちもあるが、自分の中でやりたいことが出せていない。練習中に成長を感じる部分があるので、明日の試合で証明してGOサインが出るようにしたい」と静かに闘志を燃やした。
対策はしてきた
一方、2度目のタイトル挑戦となる臼井はリミットちょうどの55.3kgでクリアした。王者の大竹を「一番嫌いなタイプ。これまでのキャリアの中でも一番すごい選手だと思う。タフな試合になることは覚悟している」とリスペクト。2009年3月に名古屋で日本王座に挑戦して以来、約8年4ヶ月ぶりにベルトへ王手をかけた臼井だが「形のあるものが欲しいのはもちろんだが、それよりもこの年齢で大竹さんという偉大な選手と拳を交えることができるのが楽しみです」と笑みを浮かべた。