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OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者レネ・ダッケル(26=比)対同級11位の木村隼人(28=ワタナベ)のタイトルマッチが19日に後楽園ホールで開催される。試合前日の18日、都内の日本ボクシングコミッションで計量が行われ、ダッケルが300gアンダーの51.8s、木村がリミットの52.1sでクリア。フォトセッションで握手をかわした二人は、明日の対決に向け意気込みを語った。
日本での試合は慣れたもの
昨年8月に翁長吾央(大橋)、今年4月に川口勝太(堺東ミツキ)を下し2度の防衛に成功したダッケルは今回がV3戦。スピードが持ち味の木村を迎えるにあたり、「相手はおそらく判定までいくと思っているはず。できればKOで勝ちたい。日本での試合は7回目になるので慣れている」と自信を口にした。戦績は26戦19勝(6KO)6敗1分。
これがラストチャンスという思いもある
一方、これまでタイトルは08年に韓国でWBOアジアパシフィック同級暫定王座(JBC認可前)を獲得したが、15年、16年と2年続けて挑んだ日本タイトルはいずれもあと一歩手が届かず判定で涙を飲んだ木村。ダッケルを「左右のパンチが強く合わせるのが上手い選手」と警戒したうえで、「前回の挑戦で味わったモヤモヤを払拭したい。12ラウンドをフルに戦ったことがなく不安はあるが、積み重ねてきたものを全部ぶつけてやる」と気を吐いた。
すべてを出し切る
日本で挑む3度目のタイトル戦。今回は勝つことだけに集中するというスピードスターは、はたして男女合わせ10本のベルトを保持するワタナベジムの勢いに乗れるのか――。