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日本ミドル級5位の福山和徹(冷研鶴崎)とエルフェロス・ベガ(MSG平石)が16日、九州にある大分イベントホールで拳を交えた。中量級のトップ戦線に九州から参戦する選手も出てきそうだ。
日本タイトルも視野に入ってきた!
ミドル級で日本ランキング上位に入っている福山は、パワーに頼るボクシングではなく技術力の高いテクニカルな選手。この日も好戦的なベガのパンチを捌いてポイントアウトした。
福山和徹(冷研鶴崎)
控え室に戻った福山は「行けるかなと思ったシーンもあったが、相手のパンチが生きていたので深追いできなかった。パンチは重かったですね、アッパーと右スイングには注意して試合を進めました。序盤にしっかり主導権を握れたのは自信になりました。6ラウンドにもらった右フックだけは効きましたが、他は全て対応できた。7.8ラウンドからはしっかりと間合いを取り戻して行けましたね」と試合を振り返ると「今日は終わってほっとした。今後はタイトルマッチが決まれば絶対に獲りに行きます」と抱負を語った。
エルフェロス・ベガ(MSG平石)
試合後の取材に応じたベガは「相手のバックステップが上手く、距離が完璧だった。
右のスイングも狙ったが、スウェーバックのスピードに逃げられてしまった。6ラウンドに詰めるシーンもあったが、以前に同じようなシチュエーションでケガをしたことがあり、それが脳裏をよぎって詰めきれなかった。アウトボクシングの対策はしてきたが、序盤のパンチを全て外されてしまった」と完敗を認めた。
右のスイングも狙ったが、スウェーバックのスピードに逃げられてしまった。6ラウンドに詰めるシーンもあったが、以前に同じようなシチュエーションでケガをしたことがあり、それが脳裏をよぎって詰めきれなかった。アウトボクシングの対策はしてきたが、序盤のパンチを全て外されてしまった」と完敗を認めた。