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元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏の試合以来、約10年ぶりとなる北海道での興行が25日、ススキノ・マルスジムで行われた。「DANGAN186」のメインイベントに出場した日本フェザー級11位の佐々木洵樹(26=帝拳)をはじめ、北海道出身の選手が故郷に錦を飾るべく、熱いファイトを繰り広げた。
村田諒太(帝拳)
5月20日に世界初挑戦し、世間の関心を集めたWBA世界ミドル級1位の村田諒太(帝拳)が会場に姿を現すと休憩中に地元のファンが列を作った。村田はサインや写真撮影に快く応じ、全試合をリングサイドで観戦。試合後に「久々に札幌でボクシングが観られるのは良いこと。この地でもボクシングが盛り上げれば良いと思う」と感想を口にした。
佐々木洵樹(帝拳)
フェザー級8回戦で韓国同級王者の吉相候(韓国)と対戦した佐々木は、キレのあるジャブでリズムを掴むと前進してくる吉に上下のコンビネーションを決めてポイントを加点。左ストレートで吉の左目上をカットさせると1回目のドクターチェックで戦闘不能に追い込んだ。
メインイベンターとしての役割をはたした佐々木は「メインに抜擢されたが、気負わずできたのが良かった。右のリードが当たったのに良い方向で考えることができなかった。もっと自信を付けて与えられたチャンスをものにしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
メインイベンターとしての役割をはたした佐々木は「メインに抜擢されたが、気負わずできたのが良かった。右のリードが当たったのに良い方向で考えることができなかった。もっと自信を付けて与えられたチャンスをものにしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
澤田京介(JBSPORTS)
セミファイナルでは元日本ランカーの澤田京介(29=JBSPORTS)がバンタム級8回戦でナッタコーン・シットジャックノイ(31=タイ)と対戦。澤田は3回に右ボディでダウンを奪うと5回、粘る相手を連打で仕留めた。
デビュー2連敗から引き分けを挟んで7連勝となった澤田は「ジャブと距離を見切れたのは良かったが、クリンチワークに手を焼いてしまった。もっと早く決めたかった」と反省の弁が口を突いた。押し出される形で日本ランキングを外れた澤田は「まずはランキングを取り戻したい」と抱負を語った。
デビュー2連敗から引き分けを挟んで7連勝となった澤田は「ジャブと距離を見切れたのは良かったが、クリンチワークに手を焼いてしまった。もっと早く決めたかった」と反省の弁が口を突いた。押し出される形で日本ランキングを外れた澤田は「まずはランキングを取り戻したい」と抱負を語った。
玉山将也(帝拳)
帝拳ジムが期待する玉山将也(23)は149Lb(67.5s)契約8回戦で金頭狹(韓国)と激突。玉山は序盤からプレスをかけてボディ攻撃を仕掛けると4回、右アッパーを突き上げ連打で試合を終わらせた。
戦績を10戦9勝(5KO)1敗とした玉山は「接近戦でのバランスが良くなかった。もっと重心を低くして打ちたい。ただ、練習してきたボディでKOできたのはうれしい」と笑顔を見せた。
戦績を10戦9勝(5KO)1敗とした玉山は「接近戦でのバランスが良くなかった。もっと重心を低くして打ちたい。ただ、練習してきたボディでKOできたのはうれしい」と笑顔を見せた。
左:佐藤、中央:福井 右:東
またこの日は地元・札幌のジムからも選手が出場。元日本ライトフライ級王者の畠山昌人氏が会長を務める畠山ジムは3選手がデビュー戦を迎えた。壮絶な打ち合いの末、3回TKOで敗れた佐藤光(29)は「早く倒そうとし過ぎてしまった。はじめてパンチが効いた。次こそは勝ちたいです」。
初回、左フックでダウンを奪うも右ストレートから連打を浴びて逆転KO負けを喫した福井瑛紀(19)は「緊張して焦ってしまった。まだ続けること
ができたが見栄えが良くなかった。またリングに上がりたい」。
初回に強烈な右ストレートでダウンを喫しながらも、豊富な手数で猛反撃し引き
分けに持ち込んだ東祐也(17)は「これが今の自分の実力。会長ともう一度自分のボクシングを作り上げていきたい」とそれぞれ悔しさを滲ませながら試合の感想を語った。
初回、左フックでダウンを奪うも右ストレートから連打を浴びて逆転KO負けを喫した福井瑛紀(19)は「緊張して焦ってしまった。まだ続けること
ができたが見栄えが良くなかった。またリングに上がりたい」。
初回に強烈な右ストレートでダウンを喫しながらも、豊富な手数で猛反撃し引き
分けに持ち込んだ東祐也(17)は「これが今の自分の実力。会長ともう一度自分のボクシングを作り上げていきたい」とそれぞれ悔しさを滲ませながら試合の感想を語った。