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山中慎介(34=帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座に挑む同級1位のルイス・ネリ(22=メキシコ)が、「サウスポーとの試合は嫌いではないが、山中の左には注意したい。KOで勝って世界チャンピオンになる」と自信をみせている。山中の13度目の防衛戦となるネリとの試合は8月15日、京都市の島津アリーナ京都で行われる。
ネリは12年5月にプロデビュー後は23戦全勝(17KO)の戦績を残しているサウスポーの強打者で、山中も「左ストレート、右フック、アッパーなどパンチは強い。最強のチャレンジャーだと思う」と警戒している。そのネリは「17歳でアマチュアの試合に出場するようになり9戦全勝5KOをマーク後、17歳のときにプロデビューした」という。昨年はWBC米大陸王座、WBCシルバー王座を獲得したうえ元世界王者ダビド・サンチェス(メキシコ)や世界挑戦経験者でサウスポーのリッチー・メプラナム(比)にTKO勝ちを収めるなどしている。「山中と対戦することになりワクワクしている。サウスポーは自分の左を当てやすいので嫌いではないが、山中の左にも注意したい。ふたりとも左のパンチが強いので、ファンにとってはおもしろい試合になると思う。父親が言っていたとおり世界チャンピオンになれるときが来た。KOで勝つ」と自信をみせている。「ゴッド・レフト」を持つ山中が勝って具志堅用高氏の持つ世界王座最多防衛記録13の日本記録に並ぶのか、それともネリが新時代の扉を開けるのか。無敗のサウスポー対決が待ち遠しい。