試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者で、現在はWBC(世界ボクシング評議会)フライ級3位にランクされるフランシスコ・ロドリゲス(23=メキシコ)は3日(日本時間4日)、メキシコのキンタナロー州カンクンでエクトール・ローランド・グスマン(29=亜)と12回戦を行った。当初、ロドリゲスの相手は同級13位のオスカル・カントゥ(26=米)と戦う予定だったが、カントゥが交通事故で負傷したため相手がグスマンに変更された。5月20日にWBCフライ級王座を獲得した比嘉大吾(21=白井・具志堅)への挑戦に照準を合わせるロドリゲス。存在感を示すことはできたのか。
実績、総合力で勝るロドリゲスが左右フックでボディを狙って攻め込み、初回から主導権を握る。3回、ロドリゲスがボディ攻撃を強めるとグスマンはダウンを喫し、カウントアウトされた。ロドリゲスは28戦23勝(15KO)4敗1分、代役としてリングに上がったが十分な仕事ができなかったグスマンは19戦15勝(9KO)4敗。
比嘉に対する挑戦者決定戦としては5月26日に英国で6位クリストファー・ロザレス(ニカラグア)対7位アンドリュー・セルビー(英)が行われ、セルビーが判定勝ちを収めている。そのセルビーが最上位にランクされて比嘉への挑戦権を得るのか、それとも3位につけていたロドリゲスが優先されるのか。6月発表のWBCランキングが気になるところだ。