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ワタナベジムが期待を寄せる日本スーパーバンタム級3位の渡部大介(25)が3日、後楽園ホールで開催された「DANGAN183」のメインイベントに登場。56.0kg契約8回戦でOPBFスーパーフライ級8位のジュン・ブラゾ(24=フィリピン)と拳を交えた。年内でのタイトル挑戦を目論む渡部がどのような戦いを見せたのか――。
判定勝ちとなった
距離を縮めて先制攻撃を仕掛けた渡部だったが、ブラゾも左フック、右アッパーで反撃。単発に終わっていた渡部だったが、終盤になると左ボディを叩きポイントを稼いだ。大きな山場は作れなかったが、渡部が最大8ポイント差をつけて4連勝を飾った。
やりづらかった
OPBFランカーに快勝した渡部だったが「相手の大きなパンチを警戒し過ぎて省エネボクシングをしてしまった。ディフェンスを意識して攻め切れなかった。今日は全然ダメです」と苦笑い。日本ランキング3位、OPBFランキング6位に位置するが「タイトル戦をやりたいが今日の内容ではまだまだです。ただ、チャンスがきたらOPBF王座でもWBOアジアパシフィック王座でも挑戦したい」と抱負を口にしたが、最後まで笑顔は見られなかった。