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WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王座決定戦、元4階級制覇王者で現同級1位のミゲール・コット(36=プエルトリコ)対5位の亀海喜寛(34=帝拳)の12回戦は8月26日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。31日(日本時間6月1日)、両者の記者会見がロサンゼルスで開かれ、亀海は「大ファンだったコットと戦えることは光栄」とコメントした。
左:コット
スーツにネクタイ姿でマイクに向かった亀海は、主催者のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)や試合を放送するHBOテレビ、さらにコットに感謝の意を表したうえで「コットは自分が20歳のころから見ていた大ファンの選手。そんな選手と戦えることを光栄に思う。最高の準備をして勝ちに行く」と決意を語った。そして「トラッシュ・トーク(罵り)は好きではないので、これぐらいで」と言ってマイクを手放した。
一方、GBPと複数試合の提携を交わしたコットは「トレーニング・キャンプは7月1日に始まる。亀海は手強いファイターで、強い意志をもって勝ちにくるはず。私もこの戦いのために最善を尽くし、強い気持ちで戦う」と話した。会見後、両者は並んでポーズをとり、さらに10秒ほど顔を合わせたが、ふたりとも穏やかな表情だった。戦績はコットが45戦40勝(33KO)5敗、亀海は32戦27勝(24KO)3敗2分。試合はHBOテレビの「ワールド・チャンピオンシップ・ボクシング」の枠で全米に生中継される。チケットは200ドル(約2万2200円)、100ドル(約1万1100円)、50ドル(約5550円)、25ドル(約2775円)の4券種で、1日(日本時間2日)に発売開始となる。