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WBA(世界ボクシング協会)の選手権委員会は26日、同団体ライトフライ級王者の田口良一(30=ワタナベ)に対し、1位のロベルト・バレラ(24=コロンビア)と対戦するよう指令を出した。交渉期間は30日間とされ、不調に終わった場合は興行権入札が行われるという。バレラ戦が決まれば田口にとっては14年12月の戴冠から数えて6度目の防衛戦となる。
田口は昨年8月31日に宮崎亮(井岡)を退けたV4戦が最後の指名試合で、12月にはカルロス・カニサレス(ニカラグア)と引き分けて防衛回数を5に伸ばしている。29戦25勝(11KO)2敗2分。バレラは13年7月のプロデビューから19戦18勝(12KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北はカニサレス戦で11回判定負けを喫したものだが、以後は6連勝を収めており、目下5連続KO勝ちと勢いがある。