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元日本&東洋太平洋王者で現在はWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級5位にランクされる亀海喜寛(34=帝拳)が8月26日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで元世界4階級制覇王者、現同級1位ミゲール・コット(36=プエルトリコ)と対戦することになった。試合はWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王座決定戦として行われる。
もともとコット対亀海は6月24日に計画されていたが、コットがロックネイション・スポーツとのプロモート契約を解消するなどリング外での問題が発生したこともあり先延ばしになっていた。プロ12年、33戦目(27勝24KO3敗2分)で初の世界戦に臨む亀海は帝拳ジムのホームページで「彼(コット)がWBOスーパーライト級チャンピオンになる前から注目していたし、大ファンでもあるので対戦が決まり不思議な気持ちもあります。アメリカで試合をするようになり、階級も近いことからもしかしたら対戦する時があるかもしれないと考えていましたが、こうして正式に決まってびっくりしている部分もあります。もう自分にとってはホームとも言えるカリフォルニアですし、勝つことしか考えていません、頑張ります!」と意気込みを語っている。
コットはスーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級、ミドル級の4階級を制覇したスター選手で、これが15年11月のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦以来のリングとなる。今年2月にはジェームス・カークランド(米)との試合が決まっていたが、相手の負傷でキャンセルになっていた。45戦40勝(33KO)5敗。「ファンのためにハイレベルの試合を提供できると思い興奮している。亀海は手強いファイターだが、彼に勝って世界王座を獲得する準備はできている。この試合に向けてトレーニングを開始し、8月26日にリングに上がることが待ちきれない」と、こちらも亀海戦を楽しみにしている様子だ。試合はHBOテレビが全米に生中継することになっている。